看護師転職

【看護師転職】履歴書と職務経歴書の失敗しない書き方と注意するポイント

この記事では、履歴書と職務経歴書の書き方について紹介していきます。

履歴書と職務経歴書はどちらも採用担当者に送る重要な書類です。

この書類を見て、採用担当者はあなたがどんな人なのかイメージします。

人間関係は第一印象が大事と言われますが、この書類は採用担当者にとってあなたを知る最初の手がかりです。

この書類から持つ印象があなたの第一印象になりますので、ここでマイナスな印象を持たれないように書いていきましょう。

履歴書・職務経歴書を書くときの一般的な注意点

履歴書や職務経歴書を書くときにはいくつか注意するポイントがあります。

ここではその注意点についてお伝えします。

時間に余裕を持って書類を作成する

まず最初の注意点は、時間に余裕を持って履歴書や職務経歴書を作成することです。

これらの書類は、作るのに結構時間がかかります。

書く分量がそこまで多くなさそうだからという理由で先延ばしにするとあとで大変になります。

書く分量があまり多くなさそうでも、その一つ一つをしっかりと考えて書かないといけないので、履歴書や職務経歴書を書くための時間は余裕を持っておきましょう。

文体や書体を統一する

次は、文体や書体を統一しましょう。

あるところでは、~だ。~である。という文章を使っていたのに、他の部分では~です。~ます。という文章になると読み手としては読みにくいです。一度~です。~ます。という文章を使ったら、そのまま最後までその文体で書くようにしましょう。

また、パソコンなどで書類を作成する場合は、文字のフォントや大きさも統一しましょう。

これも読み手にとって読みやすいようにするためです。

それらをしっかりしていると、採用担当者に「読み手に配慮ができる人だな」と思ってもらえるので、印象が良くなり、内定に近づくことができますよ。

履歴書の書き方


履歴書は一般的には、このようなものです。


書くところはいくつかありますので、それぞれ注意点をお伝えしていきます。

日付

まずは日付を書く欄があります。

この日付は、書類の提出日を記入します。

写真

履歴書には、写真を貼ります。

スーツを着て写真を撮るのが無難ですね。

最近はスマートフォンでも綺麗な写真が撮れるのですが、それがマイナスになる場合もあるかもしれません。

転職活動で使う写真は写真館に行って撮ってもらうのが良いです。

大体1,000円〜2,000円で綺麗に撮ってくれますよ。

場所によっては多少修正してくれる場合もあります。

この写真が採用担当者にとってあなたの第一印象になりますから、適当な写真ではなく、しっかりとしたものにしましょう。

表情は口角を上げて明るい表情を作ると好印象ですね。

学歴・職歴

次は学歴、職歴欄です。

学校名や、病院名は正式名称で記載しましょう。

在職中の場合は、最後に現在に至ると書いて、改行して、以上と書きます。

また、年については西暦で書いても良いですが、平成や令和などを使うのが一般的です。

どちらでも良いですが、一度使ったら統一してそのまま使ってください。

免許・資格

免許や資格は取得した年が古いものから書いていきます。

自動車免許、看護師免許については書きます。

ただ、免許は持っているけれど、仕事に必要ないと感じるものについては書く必要はありません。

志望動機

履歴書にはいろいろなバージョンがありますが、どの履歴書にも大体は志望動機を書く欄があります。

ここは採用担当者が注目しているところです。

簡潔にわかりやすく志望動機を書きましょう。

志望動機の書き方や面接での伝え方については、以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。

自己PR

自己PRは履歴書に書く場合と書かない場合がありますが、書く場合は志望動機と並んでとても見られている箇所なので、しっかりと書きましょう。

自己PRの書き方・伝え方については以下の記事に書きましたので、参考にしてほしいと思います。

履歴書に書く必要はなくても、大抵は職務経歴書に記載します。

趣味・特技

ギャンブルなど、マイナスのイメージにならなければ何を書いても大丈夫です。

スポーツや読書などだと、面接でも話が膨らむかもしれません。

ただ、志望動機や自己PRに比べれば、そこまで気を張らなくても大丈夫です。

本人希望欄

絶対に外せない条件がある場合のみ記入します。例えば、子供がいて絶対に夜勤ができない場合は、「子供が幼稚園児であり、数年間は夜勤不可。」と記入すれば大丈夫です。

特に外せない条件がないのであれば、「貴院の規定に従います。」と書けばOKです。

以上が、履歴書の書き方です。

ポイントは写真を写真館で撮ることです。

この第一印象で採用担当者の印象が決まりますので、ここは大事にしたいですね。

職務経歴書の書き方

職務経歴書は次のようなものです。

職務経歴書の書き方について、注意点をお伝えしていきます。

日付・氏名


日付は職務経歴書を提出する日付を記入します。

経歴概略


簡単にあなたの経歴を書く欄です。2~3行程度であなたがどんな病院でどんな業務をやっていたかを簡単に記入します。

職務経歴

職務経歴欄は、所属した病院の正式名称と在籍期間、病院・施設の概要を記入します。病院・施設の概要というのは、病床の規模や、診療科目のことです。

これは病院のホームページを見れば書いてありますので、それを見て記入します。

担当業務の欄には、あなたが担当していた仕事を記入します。

見てパッとわかるように箇条書きで書くのがおすすめです。

・医療機器操作

・患者の状態管理、日常生活援助

・感染対策委員会にて勉強会を主催

などですね。

活かせる知識・技術・経験

これまで担当してきた業務から、転職先の病院でも活かせる経験などを記入します。

これは、転職先の病院が「以前の病院でやっていたことをうちでもうまくやってくれるか」ということを確認するためです。

ここで採用担当者が「うちでもうまくやってくれるだろう」と感じれば、内定が近づきます。

ですので、活かせる知識・技術・経験の欄を書くときのポイントは、これまでやってきた業務の中で、転職先の病院でも使えそうな知識・技術・経験を優先的に書くことです。

転職先の病院でリハビリテーションなどをする予定があったら、

・退院後を見据えた患者様の生活指導スキル、コミュニケーション能力

などを書くと良いですね。

あとはリーダー経験や後輩指導なんかも、転職先でも役に立つと採用担当者に思ってもらえると思います。

資格

職務経歴書にも取得した資格を書く欄があります。

この欄は履歴書と同じものを同じ順番で書きましょう。

自己PR

職務経歴書で一番重要な部分です。ここで大事なことは、活かせる知識・技術・経験のところと同じで、採用担当者に「この人は以前働いていた病院と同じことをうちでもうまくやってくれそうだ」と納得してもらうことです。

詳しい自己PRの書き方は以下の記事に書きましたので、ぜひ読んでみてください。

以上が職務経歴書の書き方です。

書くのに時間がかかりますから、時間には余裕を持って作業を進めてくださいね。

最後に

応募書類を作成するところから、すでに転職活動は始まっています。

この書類が採用担当者の第一印象になりますから、上で書いたようなことに注意しながら履歴書と職務経歴書を作っていきましょう。

参考になれば嬉しいです!

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